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価値貯蔵手段としての米ドル、金、ビットコインの比較

    あなたが苦労して稼いだお金の価値を守ってくれる媒体はどれ?

    @cryptographile
    Category ビットコインは最強のお金 Tag 初級 Time 2分

    本記事は Croesus 氏著「Comparison of dollars, gold, and Bitcoin as savings technologies」(2020年11月15日公開)を cryptophile₿ さんが翻訳、@TerukoNeriki が一部加筆修正したものです。

    米ドル、金、ビットコインのうち、価値の貯蔵に適した貨幣財はどれでしょうか?
    どれも基本的には世界経済の成長とともに価値は上昇しますが、その価値上昇メカニズムは同じではありません。

    米ドルは年2%のインフレ目標の下、必要に応じて供給量が増やされます。供給上限はありません。


    2%のインフレ目標を達成するために、米ドルの総供給量は意図的に増やされます。1年後、1単位(1ドル)当たりの購買力は<2%低下します。

    米ドルの供給は2010年以降、毎年<8%増えています(出典:https://fred.stlouisfed.org/series/M2)。


    米ドルと異なり、金の採掘は自由裁量に任されています。供給調整が自由市場に委ねられた結果、金の総供給量は毎年<2%増え続けています。供給上限は不明です。


    グローバルGDPの成長率も<2%と金の総供給量の増加率と同程度なため、1年後も1単位(1グラム)当たりの購買力は横ばいです。

    購買力を維持する金は、米ドルよりは価値を保存する媒体として優れています(出典:https://www.macrotrends.net/countries/WLD/world/gdp-growth-rate)。


    供給上限のない米ドルや不明な金と異なり、ビットコインの供給上限はあらかじめ決まっています。ビットコインは人類史上初の供給量を人為的に増やすことができない貨幣なのです。

    総供給量が増やせないということは、経済成長に伴い1単位(1BTC)当たりの購買力(単価)は上昇するしかありません。

    苦労して稼いだお金の価値、あなたならどの貨幣に貯蔵しますか?


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