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次のビットコインなるものは存在しない


    ブロックチェーンとは何たるかを知らない人が陥るアルトコインの罠

    Category ビットコイン ≠ クリプト Tag 初級 Time 2分

    本記事は米国宇宙軍所属|MIT ’23|米国国防省フェロー、JasonPLowery 氏のツイッター投稿(2021年11月17日付)を @shungiku2010 さんが翻訳、Teruko@TerukoNeriki が一部加筆修正したものです。

    以下は Jason Lowery 氏の個人的見解であり、所属機関とは無関係です。

    ブロックチェーンを使って中央銀行が発行する法定通貨をデジタル化することは、ブロックチェーンの本来の目的にそぐわない無意味な行為です。ブロックチェーンとは年齢、性別、人種、居住国、社会的地位、年収などを問わず誰もが自由に参加できる、中央管理体なしで自律運営するP2Pネットワークです。ブロックチェーンを使った中央銀行デジタル通貨のメリットを訴える人は、自動車を馬車で牽引するメリットを訴えるようなもので、真に受けるのは自動車が何なのかを知らない人だけです。(自動車の革新性は馬なしで走ることであり、ブロックチェーンの革新性は国家などの中央管理体なしで機能することです。)

    カルダノを含む既存のアルトコインは、「暗号通貨」とは何なのかを理解するための努力をせずにFOMO(Fear of missing outの略で好機を見逃してしまう恐怖や焦り)から闇雲に暗号通貨を買い漁る人々を利用して裁定取引で儲けようとする投機ニーズに支えられているにすぎません。ビットコインの貨幣化はあまりにも急速に進みました。そのため、貨幣化の過程で大幅に上昇した購買力の恩恵を享受できた人は限定的です。DINO(Decentralized In Name Onlyの略で、非中央集権とは名ばかりで実際は中央集権的であること)アルトコインは、ビットコインでの苦い経験を癒すという意味では有用かもしれません。アルトコインを買う人は、ビットコインに乗り遅れたという後悔を、「次のビットコイン」を安く手に入れる「チャンス」を掴んだと思い込むことで得られる一時的な満足感にお金を払っているのです。しかし、残念ながら、ビットコインの貨幣としての価値を裏付けているのは、「次のビットコイン」なるものは存在しないという現実なのです。

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